TOEIC IPテストとは?対策・勉強法や公開テストとの違いまとめ

TOEICは、公開テストとIPテストの2つに分けられます。

「公開テストと比べてIPテストに関する情報が少なく困っている」という方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、TOEIC IPテストを受験する方に向けて、IPテストの概要や勉強法、公開テストとの違いなどについて解説します。

TOEIC IPテストを受験する予定がある方、TOEIC IPテストを受験しようか悩んでいる方は、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。

記事を最後までチェックすれば、万全な状態でTOEIC IPテストの対策を始められますよ。

目次

TOEIC IPテストとは?

TOEIC IPテストを一言で表すと、団体で気軽に受験できるTOEICテストです。

問題形式は、TOEIC公開テストと一切変わりません。パート1〜4がリスニングでパート5〜7がリーディングです。問題数は各100問ずつの合計200問で、配点は各495点ずつの合計990点、試験時間はリスニングが45分でリーディングが75分の合計120分です。

TOEIC公開テストでは指定の会場で受験を行いますが、IPテストでは申し込みを行った塾や大学が試験会場となります。また受験料も公開テストと比べて安いです。

その代わり、就活でスコアを使えないなどのデメリットがあります。

TOEIC公開テストとTOEIC IPテストの細かな違いは、他にいくつもあります。次の項目で詳しく見てみましょう。

TOEIC IPテストとTOEIC 公開テストの違い

TOEIC IPテストとTOEIC 公開テストには、以下6つの違いがあります。

  • 試験問題の違い
  • 申し込み方法の違い
  • 開催場所の違い
  • 結果発表までの日数の違い
  • 結果発送方法の違い
  • スコア証明書の種類の違い

それぞれ詳しく見てみましょう。

試験問題の違い

TOEIC IPテストとTOEIC 公開テストでは、試験問題に違いがあります。

まずTOEIC IPテストの試験問題は、これまでに実施されたTOEICで出題された過去問を再利用して作成されます。一方でTOEIC 公開テストの試験問題は、毎回新たに作成されます。

「過去問を対策しておけばTOEIC IPテストで満点を取れるのでは?」と考える方がいます。しかしそれは不可能です。

なぜなら日本のTOEICでは、問題用紙を持ち出すことができないため、過去問が出回っていないからです。韓国ではTOEICの過去問が販売されているのですが、それでも300回近く実施されているTOEICの過去問を全て覚えるのは現実的ではありません。

TOEICの過去問についてより詳しく知りたい方は、以下の記事をご確認ください。

関連記事:「TOEICに過去問はない」は半分嘘!探し方とおすすめ問題集を紹介

申し込み方法の違い

TOEIC IPテストとTOEIC 公開テストでは、申し込み方法が異なります。

まずTOEIC IPテストは、団体で申し込みを行います。一方でTOEIC 公開テストでは、個人で申し込みを行います。

団体申し込みでは、塾や大学で受験者を募集しています。申し込み用紙を担当者に提出し、担当者がそれをまとめてTOEICに提出するといった流れです。

個人の場合は自身で書店などに行き申し込み用紙を入手して申し込むか、オンラインで申し込みを行います。

開催場所の違い

TOEIC IPテストとTOEIC 公開テストでは、開催場所が異なります。

まずTOEIC IPテストでは、申し込みを行った大学や塾がそのまま会場となります。試験監督などの業務も大学や塾が担当します。

一方でTOEIC 公開テストは、各都道府県の指定の試験会場にて実施されます。

TOEIC 公開テストでは、受験する都道府県は指定できますが、それ以上は指定できません。よって会場が自宅から遠くなることもあり大変です。一方でTOEIC IPテストであれば、普段通い慣れている塾や大学で受験できます。

結果発表までの日数の違い

TOEIC IPテストとTOEIC 公開テストでは、結果発表までの日数が異なります。

まずTOEIC IPテストでは、17日以内に結果が分かります。一方でTOEIC 公開テストの場合は、結果が郵送されるまでに約4週間ほどかかります。

ただしTOEIC 公開テストでも、オンラインであれば試験から17日後に結果の確認が可能です。

またTOEIC IPテストでは、結果を塾や大学の担当者に郵送し、そこから受験者に渡されるので、担当者の都合や塾・大学に通う日程によっては結果を見るまでに時間がかかってしまうかもしれません。

結果発送方法の違い

TOEIC IPテストとTOEIC 公開テストでは、結果の発送方法が異なります。

これは先ほど「結果発表までの日数の違い」で解説した通りですが、TOEIC IPテストでは団体宛に発送され、TOEIC 公開テストでは個人宛に発送されます。

スコア証明書の種類の違い

TOEIC IPテストとTOEIC 公開テストでは、スコア証明書の種類が異なります。

まずTOEIC IPテストでは、スコアレポートが発行されます。一方でTOEIC 公開テストでは、公式認定証が発行されます。

TOEIC IPテストで発行されるスコアレポートは、簡易的なスコア証明書に過ぎません。就活や昇進で企業にTOEICスコアを提出する際は「公式認定証のコピーを提出してください」と言われることが大半です。

TOEIC IPテストとTOEIC 公開テストで難易度は変わりません。TOEIC IPテストで取得した600点はTOEIC 公開テストで取得した600点と同じです。

ただしオフィシャルに自身のスコアを証明する際は、TOEIC 公開テストを受験する必要があります。

TOEIC 公開テストではなくTOEIC IPテストを受験すべき人の特徴

「TOEIC IPテストとTOEIC 公開テストどちらを受験しようかな」と悩む方も多いでしょう。

ここでは、TOEIC IPテストを受験すべき人の以下3つの特徴について解説します。

  • 試しにTOEICを受験してみたい人
  • 英語初心者でこれから本格的に英語を学び始める人
  • 学生などIPテストを受けられる環境にいる人

それぞれ詳しく見てみましょう。

試しにTOEICを受験してみたい人

これまで一度もTOEICを受験したことがなく「試しにTOEICを受けてみようかな」と考えている方は、TOEIC 公開テストではなくTOEIC IPテストを受験しましょう。

なぜならTOEIC IPテストの方が気軽に申し込むことができ、受験料も安いからです。

この記事を書いている2022年8月現在、TOEIC 公開テストの受験料は税込7,810円です。一方でTOEIC IPテストの受験料は税込4,230円。TOEIC 公開テストとTOEIC IPテストでは、受験料に倍近い差があります。

TOEICを受験するには、受験料以外に参考書代などの費用がかかります。今後継続的にTOEICを受験してスコアアップを目指すのかどうか決まっていない状態では、かかる費用の総額を抑えるに越したことはありません。

試しにTOEIC IPテストを受けてみて「今後も継続的にTOEICを受験したい」と思えたらTOEIC 公開テストに切り替えましょう。

英語初心者でこれから本格的に英語を学び始める人

英語初心者や英語に苦手意識がある方で、これから本格的に英語を学び始める予定の方は、TOEIC 公開テストではなくTOEIC IPテストを受験しましょう。

なぜなら就活や進学などのために使えるスコアを取得するのには、まだまだ時間がかかるからです。

就活や進学などでオフィシャルに自身のスコアを証明するためには、公式認定証が必要だとお伝えしました。そして公式認定証が発行されるのは、TOEIC 公開テストを受験した場合のみです。

例えば就活のために600点を目指す場合、英語初心者からのスタートだと目標達成までに半年以上かかることも珍しくありません。また1回で600点を取得できるのではなく、400点500点と、一歩ずつステップアップしていくはずです。

毎回TOEIC 公開テストを受験するのと、「次で目標スコアを達成できるな」と確信できるまではTOEIC IPテストを受験し、最後にTOEIC 公開テストを受けるのとでは、かかる費用が変わってきます。

自分のスコアを証明するためには、必ずTOEIC 公開テストを受験しなければなりません。しかし少しでも費用を節約したいのであれば、初心者のうちはTOEIC IPテストを受験するべきです。

学生などIPテストを受けられる環境にいる人

学生などTOEIC IPテストを受験できる環境にいる人は、TOEIC 公開テストではなくTOEIC IPテストを受験しましょう。

TOEIC IPテストは誰でも自由に受けられるわけではありません。塾や大学のような団体に所属している方のみ受験できます。

自身が所属する団体でTOEIC IPテストが実施されていないか確認してみてください。

TOEIC IPテストの対策・勉強法まとめ

TOEIC IPテストの対策・勉強法、以下3つについてまとめました。

  • TOEICの問題形式を知る
  • TOEIC頻出単語を覚える
  • パート別対策

それぞれ詳しく見てみましょう。

TOEICの問題形式を知る

まずはTOEICの問題形式を知りましょう。どういった問題が出題されるのかを知らなければ、対策はできません。

TOEICは全部で7つのパートがあり、パートごとに問題形式が大きく異なります。

TOEICを初めて受験する方は、TOEICを運営するIIBCが公開しているサンプル問題に一度目を通しておきましょう。各パートの問題を2問ずつ程度解くことができます。

もちろん最初から正解することは不可能ですが、「こんな感じで出題されるんだな」と感覚を掴むことはできます。

また各パートの解き方や勉強法を学ぶには「はじめて受けるTOEIC(R) L&Rテスト 全パート完全攻略」がおすすめです。

TOEIC頻出単語を覚える

TOEICの問題形式を学んだ後は、TOEIC頻出単語を覚えましょう。TOEICでは中学・高校レベルの英単語に加えて、日常生活やビジネスシーンで使うような単語が出題されます。

まずは中学高校レベルの英単語を復習して、その後にTOEIC頻出単語を学びます。

TOEICでは英単語を和訳する問題しか出題されません。よってTOEIC頻出単語を学ぶ際は「英単語を見て日本語訳が思い浮かぶかどうか」「英単語を聞いて日本語訳が思い浮かぶかどうか」だけを考えましょう。

効率的なTOEICスコアアップを目指すのなら、英訳の学習は不要です。

TOEIC初心者におすすめの単語帳については、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:TOEIC初心者におすすめの単語帳5選と選び方を解説

パート別対策

単語は短期間で覚えられるものではありません。よって単語対策は継続しつつ、それと並行してパート別対策を進めていきます。

TOEICには全部で7つのパートがあります。1つ目の勉強法として紹介した「TOEICの問題形式を知る」では全パートの特徴や解き方を満遍なく学びました。

しかし今回のパート別対策では、スコアを伸ばせそうなパートに絞って深く学習を行います。なぜなら満遍なく対策するよりも一点突破で対策をした方がスコアが伸びるからです。

おすすめはTOEICの中でも比較的難易度が低い、TOEICパート1・2・5・6の対策です。

使用する参考書は、特急シリーズがおすすめです。各パートの参考書がレベル別に出版されています(例:TOEIC L&R TEST 初心者特急 パート1・2)

まとめ

TOEIC IPテストの概要や勉強法、公開テストとの違いなどについて解説しました。

本記事で紹介した内容を実践すれば、3ヶ月程度でTOEIC600点を取得できるはずです。

何をやるべきかが分かったら、後は教材を揃えて、行動あるのみです。以下の記事でTOEIC IPテスト対策におすすめの教材を紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

関連記事:【初心者向け】TOEIC IPテスト対策おすすめ本・参考書・教材ランキングTOP5

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