【ベストセラーだけ】TOEIC超王道おすすめ参考書5選【各ジャンル1冊ずつ】

TOEIC参考書の購入を検討しています。どの参考書を選べばいいのか分からないので、まずは王道の参考書から検討したいです。

本記事ではこういった疑問を解決します。

TOEICは数多くの参考書が出版されています。その中でもTOEICを何度も受験している方であれば全員知っているような「王道の参考書」が存在します。

本記事では、そんな王道の参考書を、ジャンルごとの1冊ずつ厳選し、合計で5冊紹介します。

興味がある方はぜひ記事を最後までチェックしてみてください。

目次

TOEIC参考書の選び方4つ

王道の参考書を紹介する前に、まずはTOEIC参考書の選び方について見てみましょう。

TOEIC参考書を選ぶ際に意識すべきことは以下の4つです。

  • 自分のレベルに合った参考書を選ぶ
  • 各ジャンルの参考書を1冊ずつ購入する
  • TOEIC新形式に対応した参考書を選ぶ
  • 迷ったら王道の参考書を選んでおけばOK

それぞれ詳しく見てみましょう。

自分のレベルに合った参考書を選ぶ

TOEIC参考書の選び方の1つ目は、自分のレベルに合った参考書を選ぶことです。

TOEICは990点満点の試験です。よって参考書は、600点を目指す方のための参考書や900点を目指す方のための参考書のように分かれています。

目標とするスコアやあなたの現在の英語力によって必要な参考書が異なります。例えばTOEIC600点を目指す方が、TOEIC900点を目指す方のための参考書を購入しても意味はありません。

また反対にTOEIC900点レベルの方がTOEIC600点レベルの参考書を購入しても簡単すぎて意味がありません。

TOEICの参考書には、表紙や目次などに「〇〇点向け」と記載されていることが大半です。TOEICの参考書を購入する際は、対象スコアを確認し、自分のレベルに合った参考書を選びましょう。

特にTOEICを初めて受験する方の中には「TOEICの参考書であればどれでもレベルは同じじゃないの?」と考えている方がいるかもしれません。しかしそういうわけではないので注意が必要です。

各ジャンルの参考書を1冊ずつ購入する

TOEIC参考書の選び方の2つ目は、各ジャンルの参考書を1冊ずつ購入することです。

TOEICの参考書には、以下のようなジャンルがあります。

  • 単語帳
  • 文法書
  • 実践問題集
  • 全パート問題集
  • パート別問題集

上記のジャンルの参考書を1冊ずつ購入するのが最適です。例えば単語帳だけを購入して語彙力がアップしても、各パートの傾向や解き方のコツを掴んでいなければ、高得点は取れません。

ただし同じジャンルの単語帳を2冊以上購入する必要はないので注意してください。例えば単語帳を2冊以上購入しても、収録されている単語にはかなりの被りがありますし、どちらの学習も中途半端になってしまうのでおすすめできません。

TOEICのスコアアップに必要な全ての知識を満遍なく学習しましょう。本記事でも、上記5つのジャンルの参考書の中でも最も王道なものを1冊ずつ紹介しています。

TOEIC新形式に対応した参考書を選ぶ

TOEIC参考書の選び方の3つ目は、TOEIC新形式に対応した参考書を選ぶことです。

TOEICは2016年5月に新形式へと移行しました。新形式となったことで、問題の内容や各パートの問題数の配分が変更されました。

現在出版されているTOEIC参考書の中で人気のあるものの大半は、2016年5月以降に出版されたものです。2016年5月以降に出版されたものであれば新形式に対応しているので何ら問題はありません。

しかし2016年5月以前に出版された参考書であれば、新形式に対応していません。よって全く意味がないとは言いませんが、効率的にTOEIC対策をすることはできません。

一見して古そうな参考書を購入する際は、その参考書がTOEIC新形式に対応しているのかどうかを確認しましょう。ほとんどのTOEIC参考書には、表紙に「新形式対応」という記載があるので、その記載があるかどうかを確認すればOKです。

迷ったら王道の参考書を選んでおけばOK

TOEIC参考書の選び方の4つ目は「迷ったら王道の参考書を選んでおけばOK」です。

TOEICは英語資格の中でも最も人気のある資格です。人気のある資格にはたくさんの参考書が出版されます。それはTOEICも例外ではありません。

よっておすすめの参考書を調べてみても、結局選択肢が多すぎてどれを選べばいいのか分からないこともよくあります。

そんな時は、王道の参考書を選んでおけば問題ありません。TOEICには、各ジャンルに王道と言われる参考書があります。

これから各ジャンルで王道と言われている参考書について見てみましょう。

TOEIC超王道おすすめ参考書5選

TOEIC超王道おすすめ参考書は以下の5冊です。

  • TOEIC王道参考書①単語帳「金のフレーズ」
  • TOEIC王道参考書②文法書「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」
  • TOEIC王道参考書③実践問題集「公式TOEIC Listening & Reading 問題集 8」
  • TOEIC王道参考書④全パート問題集「はじめて受けるTOEIC(R) L&Rテスト 全パート完全攻略」
  • TOEIC王道参考書⑤パート別問題集「特急シリーズ」

それぞれ詳しく見てみましょう。

TOEIC王道参考書①単語帳「金のフレーズ」

「金のフレーズ」は、TOEIC単語帳の中で最も人気のある単語帳です。AmazonのTOEIC(単語・熟語)カテゴリでも1位を獲得しています。

金のフレーズには、600点レベルから990点レベルの英単語が1,000語収録されています。内訳は以下の通りです。

  • 600点レベル 助走の400語
  • 730点レベル 加速の300語
  • 860点レベル 飛躍の200語
  • 990点レベル 頂点の100語

他のTOEIC単語帳は、600点レベル、700点レベルのように分かれています。よって目標スコアを達成するごとに新しい単語帳を買い直さなければなりません。しかし金のフレーズなら、初めてTOEICを受ける方からTOEIC満点を目指す方まで利用できます。

金のフレーズには、著者のTEX加藤氏がこれまでTOEICを受験したり分析したりする中で集めた、TOEICに関するTIPSが記載されています。こういったTIPSは他のTOEIC単語帳には収録されていません。

TOEIC対策用の単語帳を購入するのなら、金のフレーズが一番です。

TOEIC王道参考書②文法書「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」

「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」は、最も人気のあるTOEIC対策用の文法書です。AmazonのTOEIC(文法)カテゴリで1位を獲得しており「でる1000」という名前でTOEIC受験者にも親しまれています。

本書も「金のフレーズ」と同じTEX加藤氏が執筆した参考書です。パート5で出題される文法問題を1,049問収録しており、全ての問題に充実した解説がついています。

ちなみにこの記事を書いている私も、TEX加藤氏の参考書を愛用しており、「金のフレーズ」と「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」の両方を持っています。

TOEICパート5は、語彙問題・品詞問題・文法問題の3つに分類されます。語彙問題に関しては、単語帳を使った単語学習がそのまま対策になります。パート5の3つの問題パターンの中でも最も難しいとされるのが文法問題です。

文法問題だけを1,000問以上集めた参考書は、本書だけです。

TOEICで出題される文法内容は中学・高校レベルのものだけ。中学・高校文法に自信がある方には本書は不要です。しかし少しでも不安がある方は、本書を使って学習すべきです。パート5の対策はそのままパート6の対策にもなるのでコスパも抜群です。

TOEIC王道参考書③実践問題集「公式TOEIC Listening & Reading 問題集 8」

「公式TOEIC Listening & Reading 問題集 8」は、TOEICの問題開発を担当しているETSが作成した実践問題集です。合計400問、試験2回分の問題が収録されています。

TOEICの実践問題集は、本書以外にもいくつも出版されています。しかしその中でも本書が実践問題集の王道とされているのは、本書が唯一の公式問題集だからです。

TOEICの問題を開発しているETSが作成した実践問題集なので、以下のような利点があります。

  • 問題作成者がTOEIC本番と同じ
  • リスニングのナレーターがTOEIC本番と同じ

他の実践問題集でも学習になることは確かなのですが、やはり本番に近い問題を解きたいのであれば「公式TOEIC Listening & Reading 問題集 8」が一番です。

「公式TOEIC Listening & Reading 問題集 8」は現在8冊出版されています。もし本書を購入するのであれば、数字が大きい方から順番に購入するのがおすすめです。なぜなら数字が大きい方が新しいので、より現在の傾向に近い問題を解けると考えられるからです。

TOEIC王道参考書④全パート問題集「はじめて受けるTOEIC(R) L&Rテスト 全パート完全攻略」

「はじめて受けるTOEIC(R) L&Rテスト 全パート完全攻略」は、TOEIC7パート全ての基本的な解き方や勉強方法、実践問題が収録された参考書です。全パートを1冊で学習できる参考書の中では、本書が一番人気です。

本書を一通り学習すれば、TOEICを一度も受けたことがない方でも、TOEIC全パートの概要と、どうやって攻略をすればいいのかが分かります。

TOEICはパートによって必要な対策や問題の傾向が全く異なります。ただ英語を勉強しているだけでは思うようにTOEICスコアは伸びません。TOEICスコアを伸ばすには、TOEICのための勉強が求められます。

すでに700点800点を取得している方には本書は不要ですが、そうでない方は本書を手元に置いておいて損はないでしょう。特にTOEICを初めて受験する方におすすめしたい参考書です。

学生時代、私がTOEIC600点を目指して勉強していた際は本書を利用しました。当時は勉強方法について何も知らず、ただTOEIC対策用の単語帳だけを使って勉強していたのですが、本書に出会ったことで各パートの対策方法が分かり、スコアアップにつながりました。

TOEIC王道参考書⑤パート別問題集「特急シリーズ」

「特急シリーズ」は、TOEIC参考書の中で最も知名度のある参考書シリーズです。「TOEICパート1・2特急」「TOEICリスニング特急」のような形で、あらゆるジャンルかつあらゆる難易度の参考書が「特急シリーズ」から出版されています。

「TOEICのここをピンポイントで対策したいな」と思った場合、対策をしたいと思ったジャンルの参考書は、大抵特急シリーズで見つかります。つまり「特急シリーズ」を活用すれば、苦手な箇所だけを程よい負荷のかかる難易度で学習でき、効率的にTOEICスコアアップを目指すことが可能です。

「特急シリーズ」は、他の参考書と比べて値段が安いのが特徴です。他の参考書が1冊2,000円近くするのに対し、「特急シリーズ」の価格は1,000円以下です。苦手な箇所の特急シリーズを数冊購入しておけば、TOEICの苦手対策は万全です。

また「特急シリーズ」は参考書のサイズがコンパクトなことでも有名です。成人男性の手くらいの大きさなので簡単に外に持ち歩くことができます。

よって毎日特急シリーズを持ち歩いて、ちょっとしたスキマ時間があるときにTOEIC対策をすることも可能です。一方で他の参考書だと大きくて重いのでなかなか持ち歩く気持ちにはなりません。

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まとめ

TOEICの王道の参考書おすすめ5選を紹介しました。気になる参考書は見つかりましたでしょうか?

参考書が「王道」と呼ばれ、数多くのTOEIC受験者に愛されているのには理由があります。参考書の購入で迷っている方は、王道の参考書を購入しておけば間違いありません。

まずは必要な参考書を揃えてTOEIC対策を始めましょう。

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