【キャンプの楽しみ方】大自然で映画を楽しむ!流行りの「アウトドアシアター」とは?

キャンプに行った先で、ゆったりとした夜の時間に好きな映画やお気に入りの動画を楽しむことが出来たら、きっと素敵な1日の終わりを過ごすことが出来るでしょう。

スマホで見ることも出来ますが、折角キャンプに行くのであれば、プロジェクターを使って大画面でアウトドアシアターを楽しんでみてはいかがでしょうか。

最近ではプロジェクターの性能も向上しており、充電式で屋外でも使用可能なモデルや、持ち運びが可能な小型サイズのモバイルプロジェクターなど、低価格でも購入できるプロジェクターが多数登場しています。

キャンプブームの中で、いま密かに流行りつつある「アウトドアシアター」を楽しむ方法を解説します。

目次

キャンプで映画を見る「アウトドアシアター」って何?

アウトドアシアターとは、携帯できる小型サイズのプロジェクターを使用して、キャンプ場などの屋外で映像を楽しむことです。大自然や星空の下でみんなで映画館にいるように過ごせることで、人気が高まっています。

キャンプで上映会を楽しむ為に用意したいもの

最低限必要なのは、たったの2つです。

  • プロジェクター本体
  • スクリーン

ですが、スクリーンに関してはキャンプ用品の風よけが利用出来たり、テントの壁に直接投影することも出来るので、実際にはプロジェクター本体があれば鑑賞が可能です。

小型のものであれば映したい部分との距離を確保しなくても使える為、1m程もあれば60インチ程度の映像を映すことが可能で、十分楽しむことが出来ます。

但し、キャンプ場では電源の問題が発生します。

電源付キャンプサイトであれば問題はありませんが、アウトドアシアターを楽しめるほどの広さがあるサイトは少ないため、アウトドアシアターを楽しもうと計画している方は電源が無い環境の方が多いのではないでしょうか。

この問題を解決するためには、2つの方法があります。

  • 充電式プロジェクターを使う
  • ポータブル電源を使う

2つの方法がどのような場合に適しているか、特徴とオススメ製品をご紹介します。

充電式プロジェクターの特徴とオススメ製品

充電式プロジェクターは別名を「モバイルプロジェクター」とも呼ばれています。

バッテリーを搭載しているため、外で使用することが前提とされており、主にビジネス向けとして、出かけ先でプレゼンテーションすることなどを想定して開発され、10万円を超えるような価格でした。

しかし、最近は安価なバッテリー付きのモバイルプロジェクターが販売され、一般的になってきました。

最近ではフル充電で2~3時間ほど投影できる製品が一般的です。1泊だけ使用するのであれば、一般的な映画(2時間半程度)は十分に使用することが出来ます。

ここからはキャンプでのアウトドアシアターに適したオススメ製品をご紹介します。

NOMVDIC R150 モバイルプロジェクター

ポータブルでありながら高性能なNOMVDIC R150モバイルプロジェクターは、約0.73kgの軽量設計とスリムなボディで、自宅からアウトドアまで幅広く活躍します。三脚なしでも天井投影が可能なデザインを採用しており、寝室でリラックスしながら映画鑑賞を楽しむこともできます。

最大約4時間の映像投影が可能な大容量バッテリーを内蔵しているため、電源の確保が難しいキャンプや屋外イベントでも安心。しかも、コンパクトサイズなのでバッグやキャリーバッグにもすっきり収まり、移動や収納に困りません。

さらに、明るく鮮明な映像表現により、ホームシアターとしてはもちろん、プレゼンやビジネスシーンでも活用可能です。リビング、寝室、アウトドア——場所を選ばず映像を楽しめる、頼れるモバイルプロジェクターです。

Philoent プロジェクター 

Philoent 2025年アップグレード版モバイルプロジェクターは、コンパクトな軽量設計ながらもAndroid TVを内蔵し、ストリーミングアプリへのアクセスもワイヤレスで手軽に完了。270°回転設計によって、寝転びながら天井に、ソファから壁に、自由自在に映像を投影でき、まさに“どこでもおうちシアター”を実現します。

Wi-Fi 6対応で高速接続、Bluetooth 5.4とHiFiスピーカーによって、クリアな音声とスムーズな操作が可能。短距離でも最大350インチの大画面で、映画、ゲーム、映像鑑賞を迫力たっぷりに楽しめます。

バッテリー非搭載の設計なので、電源の確保できる部屋での使用に特化。軽量・コンパクトゆえに、収納や配置も簡単です。省スペースで大画面体験を求めるご家庭や、お手軽ホームシアターを手に入れたい方にぴったりの一台です。

ポータブル電源の特徴とオススメ製品

ポータブル電源は、キャンプなどのアウトドアに行く際には一台持っていると、充電や照明にも使用することが出来る便利なアイテムです。冬場のキャンプでは、暖房器具を動かすのに利用している方も多くいます。

電源を確保出来れば、より長時間プロジェクターを使用することが可能になるので、上映会を楽しむ為にも、できれば活用したいところです。

ポータブル電源はどう使う?

一般的なポータブル電源は、事前に自宅のコンセントで充電してくるか、キャンプ場に電源が備え付けられている時は借りることが出来ます。

中にはコンセントだけでなく、ソーラー式充電のポータブル電源も発売されているので、これなら外で使い切ってしまった場合にも安心出来ます。日中に外に置いておけば良いので、途中で充電することが難しい連続でのキャンプにも最適といえます。

蓄電量の多いものであれば、それだけ長い時間使用することが出来るので、どれぐらいの消費電力のものを何時間ポータブル電源で使うのか、シミュレーションをした上で、購入すると良いでしょう。

そして、蓄電量が多くなるほど、価格だけではなく、重量も上がっていきます。2kg前後の比較的軽量なものから、10kgを超える大型タイプもあるので、キャンプで使う場合は持ち運びが難しくないかも検討する必要があります。

蓄電量を気にするあまり、重いものを購入してしまうと、家から車へ、駐車場からキャンプ場へ運ぶだけでも一苦労です。

ほとんどのポータブル電源には、コンセント、USB、シガーソケットの3種類の出力端子が備わっていますが、特殊な端子やUSBがAタイプなのかCタイプなのかなど、使いたい電気製品と対応した端子なのかも、忘れずに確認すると良いでしょう。

ポータブル電源と接続すれば、電力供給が受けられます。ポータブル電源があれば、プロジェクターの充電が切れても大丈夫ですし、コンセントが必要なタイプのプロジェクターでも使用することが可能になります。

Jackery ポータブル電源 240 

ポータブル電源240
引用元:Amazon.co.jp

240Whの大容量で、最大電力200W(AC100V)の出力が可能なので、キャンプ、車中泊、アウトドアで家庭用電源が使えて便利です。この容量はキャンプや車中泊の1泊分と言われていますので、アウトドアシアター用途としては十分で、ポータブル扇風機やスマートフォン、PCの充電なども同時に対応できます。

容量が不足している場合には、さらに容量の大きいモデルがあります。

ACアダプター、シガ-ソケット、ソーラーパネルの3つの充電方法に対応しているため、どんな場所でもポータブル電源への充電が可能です。

わずか3.1kgの重さで、収納型取っ手が付いており、災害時に坂道や階段を人力で運ぶ場合や停電などが使えなくなった場合でも持ち運びが楽です。

(参考)Jackery Solar Generator 1000

ポータブル電源1000+ソーラーパネル100w
引用元:Amazon.co.jp

Jackeryの大容量モデル(1002Wh)に充電用ソーラーパネルが付属したモデルになります。

先ほどご紹介した「Jackery ポータブル電源 240 」の約5倍の容量がありますので、通常のキャンプや車中泊であれば数日は充電不要です。

付属のソーラーパネルは晴れた日なら約17時間(1枚)でJackery ポータブル電源 1000をフル充電できます。これだけの容量を1日で使い切ることはないので、長期キャンプや災害でも活躍すること、間違いなしです!

Anker ポータブル電源 521

Anker 521 Portable Power Station
引用元:Amazon.co.jp

スマホ用のポータブルバッテリーや充電器で有名な「Anker」の製品となります。

256Whの大容量ですが、付属のACアダプタとUSB急速充電器(別売り)からの同時充電に対応しており、わずか1時間30分で80%まで充電できるため、急なお出かけ時も安心です。

非常時用に長期保管した場合でもバッテリーの自然消費を少なく抑える仕組みを搭載しています (3ヶ月でわずか8%のみ消費)。また、ランタンやSOS用フラッシュとして使用可能なLEDライトを搭載しているので、Jackeryと比べると災害に対する備えを重視しています。

最大電力200W(AC100V)はJackeryと同様ですが、重量は3.7kgなのでJackeryよりも0.6kg重いです。

急速充電や災害対応機能に魅力を感じる方は、Anker製品を購入しても良いのではないでしょうか。

キャンプでプロジェクターを使う際の注意点

用意するものが少なく、簡単に屋外でも映画を楽しむことが出来ますが、いくつか注意しなければいけないこともあります。

まずは、利用するキャンプ場がプロジェクターの使用を禁止していないか、必ず確認しましょう。光量や音の観点から、利用者に迷惑がかかると判断した場合、使用できないことがあります。

スピーカーのみ使用が禁止されているキャンプ場もありますので、その場合はヘッドフォンなど、周りに音が漏れないように配慮して、使用する必要があります。

他の利用者に迷惑が掛からないように、ルールを守って楽しみましょう。

気兼ねなく楽しみたい時には、貸切のキャンプ場を選ぶという手段もあります。

また、季節にもよりますが、屋外で使用する場合に、プロジェクターの光に虫が集まってしまうことが考えられます。安易にテントシートなどに投影してしまうと、その後が面倒かもしれません。

テントの中で楽しむか、冬場にすると良いでしょう。

道具や場所が必要だけど、やっぱりアウトドアシアターは楽しい!

プロジェクターを持っていれば、自宅でのホームシアターを楽しむことも出来ますし、ポータブル電源は災害時など、いざという時にも活躍してくれる便利なアイテムです。

道具を揃えたり、場所を選ぶ必要がありますが、キャンプをしながら大自然の中で楽しむことが出来るアウトドアシアターに、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

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